2006年3月29日

国道136号線南條・宗光寺間自転車・歩道祝開通


梅田豊沼津土木事務所長、小野登志子、湯浅信吾前沼津土木事務所長 


H18年3月29日狩野川宗光寺排水樋管にて開通式典が行われました。
国道136号線南條・宗光寺間は堤防上にあり、重要な交通路でありながら、左右は川と山の狭隘な地にあり、歩行者、そして自転車通行をする方にとっては難所中の難所、渡り終えてほっとする渡りたくない道路でありました。

三島方面から来て堤防に乗り上げると、狩野川の眺望が開け、川面や水鳥に目を奪われ、また、修善寺方面から北上すると、真正面に富士が聳え立ち、狩野川に逆さ富士まで見ることが出来、 またまた、目や心を奪われるところ、ドライバーも落ち着かないところです。
ですから、歩行者や自転車族は車に気を使い、ドライバーもまた、雨の日や風の日など歩行者の安全を第一に考えての走行。お互いが思いやることは大変いいことですが、どちらにとっても道路行政の手で改善されることが待たれておりました。

歩道の確保については地元や政党からの強い要望があり、平成14年、総点検後すぐに整備計画が始まり15年から3年間、途中思いもしないアクシデントに見舞われましたが、今日ここに無事開通式を迎えることは、嬉しさを超えた重みを感じるのです。
狩野川堤防はいつ何時も水害の心配はありますが、ここにおいては護岸の築壁も強固なものとなり、地元民は安心して暮らすことが出来ます。
また、素晴らしい眺望を放つ狩野川と逆さ富士は、「伊豆の道風景」に選ばれてもおかしくないところです。